2月1日付け毎日新聞に掲載された「松本委員会案」の内容が日本の民主化のために不十分であり、国内世論も代表していないと判断したマッカーサーは、民政局に対して憲法草案を作成するよう命じた。その際、マッカーサーは、憲法草案に盛り込むべき必須の要件として3項目を提示した。いわゆるマッカーサー3原則である。その3原則のうちの一つが、第9条の淵源となった戦争放棄に関する原則であった。この資料に見られるように、マッカーサー3原則においては、「自己の安全を保持するための」手段としての戦争をも放棄することが明記されていた。
資料名 | [Three basic points stated by Supreme Commander to be "musts" in constitutional revision] |
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年月日 | About 4 Feb 1946 |
資料番号 | Alfred Hussey Papers; Constitution File No. 1, Doc. No. 5 |
所蔵 | 国立国会図書館 |
原所蔵 | |
注記 |