調査及び立法考査局の施設・組織概要
施設
調査及び立法考査局内の閲覧関連施設として、議員閲覧室・議員研究室、議会官庁資料室および国会分館があります。
議員閲覧室・議員研究室
本館に国会議員専用の閲覧室および研究室を設けています。
議員閲覧室では、新聞、雑誌、事典・辞典、年鑑、国立国会図書館の刊行物などを開架しています。また、帝国議会以来の議員の著作物や伝記も「議員著作文庫」として開架しています。
議員研究室には、個室のほか、複数の議員が共同で調査研究を行うための共同研究室があります。
議会官庁資料室
新館3階の議会官庁資料室では、内外の官・公報、法令集、判例集、条約集、議会の会議録、主要法令のコンメンタール等を中心に、わが国最大の法令・議会資料のコレクションを所管し、国会へのサービスに供するとともに広く一般に公開しています。
また、内外の官庁の白書・年報類・主要統計、国連・EU・OECDなど国際機関のドキュメント・パブリケーション資料、さらに法律・政治関係の参考図書や目録類など、法律・政治・行政に関する資料も幅広く所管しています。このうち利用頻度の高い約5万冊の資料を閲覧室で開架しています。
国会分館
国会分館は、国会議事堂本館中央部4階にあります。新刊の図書、雑誌、新聞(全国の地方紙を含む)、議事資料等を中心に、閲覧、貸出し、複写、簡易な調査、国会分館ホームページによる情報提供等のサービスを行っています。電子資料、各種データベースも提供しています。
また、衆議院側と参議院側にそれぞれ議員閲覧室を設けています。
組織・職員
調査及び立法考査局は、13の調査室、14の課、2つの課内室および国会分館からなります。
調査及び立法考査局の職員数は約190人で、調査室には専門調査員、主幹、主任調査員を、調査各課には課長以下数名の調査員を配置しています。
また、特殊な分野をカバーするために外部の学識経験者を客員調査員、調査員(非常勤)として委嘱しています。