GHQ内部で、明治憲法の分析とその改正についての研究が進められていたことを示す文書。民政局で憲法問題を担当していたラウエルが作成した。GHQは当初、日本政府に対し憲法改正の必要について示唆を与えて、日本側が自主的に改正案を作成するのを待つという態度をとっていた。そこで、日本政府の代表者らと会談する場合や日本側からやがて提出されるであろう改正案を分析する場合に備え、論点整理のための資料とする目的で、この文書を作成したのである。ラウエルはこのなかで、改正憲法に含まれるべき諸規定を提案している。
資料名 | Report of preliminary studies and recommendations of Japanese Constitution |
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年月日 | 6 December 1945 |
資料番号 | Milo Rowell Papers on New Japanese Constitution, Doc. No. 1 |
所蔵 | 国立国会図書館 |
原所蔵 | |
注記 |