全文テキストデータを利用した近現代日本文学の研究
概要
昨今、目を見張るスピードで、日本語の全文テキストデータの公開や利用が進みつつあります。こうした新しいデジタル・アーカイブズの登場を前にして、近現代日本文学の研究は、どのようなアプローチを取りうるでしょうか。この講義では、国立国会図書館デジタルコレクションや同館次世代デジタルライブラリーを中心に、必要に応じて青空文庫やその他の電子図書館サービスにも言及しながら、その実践例を示します。概念やキーワードの歴史的変遷の探索、大規模な全文テキストデータが可能にする未知のサブジャンルの発見や受容研究が主な話題となります。
令和6年2月に開催したウェビナー「日本研究のための情報源活用法」(令和5年度)における日比嘉高氏(名古屋大学大学院人文学研究科教授)の講義を基に作成しました。
※肩書は当時。
講義へのリンク
- 全文テキストデータを利用した近現代日本文学の研究(YouTubeで開きます)
内容
タイトル | 再生時間 |
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挨拶、自己紹介 | 2分 |
このウェビナーについて | 2分 |
1. 近現代日本文学研究者から見た全文テキストデータの状況 | 12分 |
2. サービスを使ってみる ― 国立国会図書館のNDL Ngram Viewer | 17分 |
3. 全文テキストデータを利用した文学研究の実践例 | 22分 |
ウェビナーのまとめ | 2分 |
資料、参考リンク等
公開年月
令和6(2024)年9月