第6問(福助人形)慶応3年丁卯(1867)大小暦 解答
句には「月代(さかやき)も そり立てしかも 大あたま」とあり、図に大の月が読み込まれていることを示しています。福助人形の頭に十、裃に十一、十二が、着物の裾に二、右袖に四が、左袖に八と、大の月が示されています。
月代(さかやき)とは、額から頭の中ほどにかけて頭髪を剃った部分のことです。
福助の図柄の由来には諸説ありますが、江戸時代、七福神のように福を招く縁起物としてその姿の人形が流行しました。
- 大の月:
- 2 , 4 , 8 , 10 , 11 , 12
- 小の月:
- 1 , 3 , 5 , 6 , 7 , 9
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