第3問(花火)明和2年乙酉(1765)大小暦 解答
玉屋の提灯と火の玉で両国川開きを象徴した大小になっています。提灯には、この暦の年である「メイワニ子ン(メイワニネン、明和2年)」と書いてあります。水面に落ちる花火の玉の大きさで、右から順に大小を表わしています。
両国の川開きの花火は、享保17年(1732)に起きた享保の大飢饉による死者の供養と災厄除けを祈願して、翌年から始められたとされています。江戸時代には、鍵屋、玉屋の二大花火師が腕を競い合って川開き花火の発展に貢献し、「かぎや~」「たまや~」の掛け声で有名です。
- 大の月:
- 2 , 3 , 5 , 6 , 8 , 10
- 小の月:
- 1 , 4 , 7 , 9 , 11 , 12
暦クイズの解答を、画像に赤字で追記しています。画像をクリックすると赤字をON/OFFできます。