令和3年度アジア情報研修を実施しました
令和3年12月2日(木)~3日(金)に、アジア情報研修を実施しました。
本研修は日本貿易振興機構アジア経済研究所との共催によるもので、今年度は「国際化するアジアの諸課題を調べよう!~国際機関の文書と統計を使って~」をテーマにWeb会議システムを利用したリモート開催としました。参加者は、公共図書館7名、大学図書館11名、大学院生・学生4名、一般財団法人職員1名、一般社団法人職員1名、民間企業1名の計25名でした。
1日目に、科目1「文書から調べる」(国立国会図書館関西館アジア情報課・田中福太郎、伊勢田梨名)と講演「アジア諸国の経済発展を比較する」(アジア経済研究所所長・深尾京司氏)を、2日目に、科目2「統計から調べる」(アジア経済研究所学術情報センター図書館情報課・高橋理枝氏)を実施しました。
終了後のアンケートでは、実践的でとても役立つ内容だった、グループワークで当日課題の回答を検討することができたため理解を深めることができた、演習の時間が足りなかったなどの声が寄せられました。
当日使用した資料の一部は、当館ホームページに掲載する予定です。また、研修概要を『アジア情報室通報』第20巻1号(2022年3月)に掲載する予定です。なお、同誌は当館ホームページでも公開しています。
(国立国会図書館 関西館 アジア情報課)