令和元年度アジア情報研修を実施しました
令和元年12月12日(木)~13日(金)に、アジア情報研修を実施しました。本研修は、日本貿易振興機構アジア経済研究所との共催により、千葉県千葉市の同研究所を会場として行いました。参加者は、公共図書館5名、大学図書館6名、専門図書館1名、大学職員1名、一般財団法人職員2名、民間企業4名、その他1名の計20名でした。
1日目に、科目1「中国の法令・政府情報を調べる」(国立国会図書館関西館アジア情報課・水流添真紀、中山正義)と講演「中国を知るためのSNS活用法」(アジア経済研究所開発研究センター・丁可氏)を、2日目に、科目2「中国の統計を調べる」(アジア経済研究所学術情報センター図書館情報課・狩野修二氏)を実施しました。また、希望者を対象として、1日目終了後に情報交換会を、2日目終了後にアジア経済研究所図書館の見学を行いました。
終了後のアンケートでは、当日・事前課題を通して具体的な調査手法がよくわかった、中国語ができなくても調べられる方法があって助かった、演習の時間をもう少し長めにとってほしいなどの声が寄せられました。
当日使用した資料の一部は、当館ホームページに掲載しています。また、研修概要を『アジア情報室通報』第18巻1号(2020)年3月)に掲載する予定です。なお、同誌は当館ホームページでも公開しています。
(国立国会図書館 関西館 アジア情報課)