日本研究のための貴重資料ワークショップのご案内
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、当研修は中止いたしました。
国立国会図書館では、これから本格的に日本の貴重資料を活用することを希望する海外の図書館員(主にサブジェクト・ライブラリアン)や研究者が、国立国会図書館及び類縁機関が利用提供している貴重資料の全体像を把握し、原資料とそのデジタルコンテンツを効果的に利用するスキルを高めることを目的として、ワークショップを実施します。ぜひご参加ください。
- 日程:
- 令和2(2020)年 3月2日(月)から同3月6日(金)まで 5日間
- 主会場:
- 国立国会図書館東京本館 新館3階大会議室
(日本: 〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1) - 対象:
- 次の条件を満たす方が対象です。
(1) 海外に活動基盤がある図書館員(主にサブジェクト・ライブラリアン)又は研究者で、これから本格的に日本の貴重資料(古典籍等)を活用することを希望する方
※上に掲げる職を志望する方又は留学等のため日本に滞在している方を含みます。
※研究者は、博士課程在籍者又は修了者程度を目安とします。
(2) 日本語の講義(古典籍に関する専門用語を含む。)を理解できる程度の十分な日本語能力を備えている方
(3) 渡航費及び滞在費を負担できる方 - 定員:
- 10名(部分参加者も含む)
- 参加費:
- 研修費は無料ですが、渡航費、滞在費、昼食費などは参加者の負担とします。
あらかじめ日本円をご用意ください。 - 申込方法:
- 氏名、所属機関を記載のうえ、メールで事務局(k-training)に資料請求を行ってください。
事務局から参加申込書の様式をお送りしますので、必要事項を記入し、再度事務局にご送付ください。部分参加も可能です。
インターネットセキュリティ対策として、メールによる二段階の申込方式を採らせていただいております。お手数ですがご了承ください。 - 申込締切:
- 令和元(2019)年11月17日(日)17時(日本標準時)
締切時に定員に空きがある場合は、受付を延長します。
※詳細は募集要項(PDF:407KB)をご覧ください。
※研修はすべて日本語で行います。
プログラム
研修参加者の到達目標
- (1) 国立国会図書館及び類縁機関が利用提供している貴重資料(古典籍、近現代政治史料)の全体像を把握し、原資料とそのデジタルコンテンツを効果的に利用するスキルを高める。そのために、原資料、その所蔵状況、海外から利用できるデジタルコンテンツ、効果的な探索方法等を知る。
(2) 国立国会図書館及び他機関が提供する情報源を活用し、研究に必要な二次資料(研究文献、翻刻資料等)を探す方法を知る。
(3) 自身の担当業務や研究テーマについて、情報収集、報告、意見交換を行う。また、これらを通じて、他地域の日本研究関係者や日本国内の各機関との人的つながりを広げる。
日付/会場 | 時間 | 科目 |
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令和2年 3月2日(月) 国立国会図書館東京本館 |
9:30~10:00 | 開講挨拶、事務連絡、イントロダクション |
10:00~10:40 | 参加者自己紹介 | |
10:50~11:50 | 館内見学 | |
13:10~15:10 | 国立国会図書館の古典籍(1) (実践女子大学文学部教授・佐藤悟氏) |
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15:30~17:30 | 国立国会図書館の古典籍(2) | |
3月3日(火) 国立国会図書館東京本館 |
10:00~11:30 | 人文分野の文献の探し方~古典籍に関する資料を中心に~ |
13:00~14:30 | 国立国会図書館の日本近現代政治史料 | |
15:00~17:00 | 国立国会図書館の自由利用 | |
3月4日(水) 国文学研究資料館 |
10:30~17:00 | <外部機関実習> 国文学研究資料館 |
3月5日(木) 宮内庁書陵部(図書寮文庫)/ 早稲田大学図書館 |
10:00~12:00 | <外部機関実習> 宮内庁書陵部(図書寮文庫) |
14:00~17:00 | <外部機関実習> 早稲田大学図書館 |
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3月6日(金) 国立国会図書館東京本館 |
9:30~11:30 | 報告・意見交換会 |
11:40~12:00 | 修了証書交付、閉講挨拶 |
※3月3日(火)の科目終了後、希望者を対象に交流会を開催します。
申込み・問い合わせ先
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 研修交流係
メールアドレス:k-training