令和元年度レファレンス・サービス研修のご案内
国立国会図書館では、国内の各図書館においてレファレンス業務を担当する中堅職員を対象に、レファレンス・サービスの実務能力向上及び各館におけるレファレンス・サービスの発展に資することを目的として、標記の研修を実施します。
昨年度に続いて、レファレンス・サービスの理論とともに、特定分野のレファレンスツールや調べ方についての理解を深める内容です。
日程および会場
令和元年度は、以下の2テーマを実施します。
関西館会場:「レファレンス・サービス研修-科学技術情報を中心に-」
令和元年12月5日(木)、6日(金) 関西館第1研修室
東京本館会場:「レファレンス・サービス研修-人文情報を中心に-」
令和2年1月16日(木)、17日(金) 東京本館新館3階大会議室
令和元年12月5日(木)、6日(金) 関西館第1研修室
令和2年1月16日(木)、17日(金) 東京本館新館3階大会議室
対象
レファレンス業務に従事する公共図書館職員、大学図書館職員、専門図書館等の職員。同業務経験3年以上の方を想定しています。
(3年未満の方でもお申込みいただけます)
・東京本館会場:「レファレンス・サービス研修-人文情報を中心に-」
(3年未満の方でもお申込みいただけます)
定員
各会場32名。
※応募多数の場合は抽選を行います。あらかじめご了承ください。
※応募多数の場合は抽選を行います。あらかじめご了承ください。
参加費
無料。ただし、旅費・滞在費などは参加者の負担とします。
プログラム
・関西館会場:「レファレンス・サービス研修-科学技術情報を中心に-」 13:00~13:50時間 | 科目 | 担当 |
---|---|---|
12月5日(木) 13:00~13:15 |
開会 | 関西館図書館協力課 職員 |
13:15~14:05 | レファレンスサービスの現状と課題 | 東洋大学文学部准教授 杉江典子氏 最初に、図書館におけるレファレンス・サービスの枠組み、現状と課題などを概観します。次に、レファレンスインタビューや探索方針・探索ツール決定の方法について解説し、実際のレファレンス事例を使った実習も行います。学んだ知識の定着と活用を目指します。 |
14:10~15:30 | レファレンスプロセスとレファレンスインタビュー | |
15:40~17:00 | 探索方針・探索ツールの決定 | |
17:10~17:30 | 質疑応答 | |
12月6日(金) 10:00~11:15 |
科学技術分野の調べ方 | 利用者サービス部科学技術・経済課職員 科学技術・医学分野のレファレンスに使用する情報源の種類とその特徴、求める情報への到達方法について、事例をもとに解説します。あわせて演習を行い、講義で紹介された考え方の定着をはかります。 |
11:20~12:00 | ||
13:00~13:50 | ||
14:00~15:50 | 科学技術情報各論(健康・医療情報) | 関西館文献提供課職員 科学技術分野の中でも、ニーズが高まっている健康・医療情報を取り上げ、調べ方や有用なツールについて解説します。あわせて演習を行い、講義で解説した探索過程を実践的に学び、理解を深めます。また、当館所蔵の科学技術分野の専門資料のうち、規格資料の特徴を解説し、入手方法などを紹介します。 |
15:55~16:35 | 科学技術情報各論(規格情報) | |
16:40~17:00 | 質疑応答 | 当館講師 |
17:00~17:10 | 閉会 | 関西館長 |
・東京本館会場:「レファレンス・サービス研修-人文情報を中心に-」
時間 | 科目 | 担当 |
---|---|---|
1月16日(木) 11:00~11:10 |
開会 | 関西館図書館協力課 職員 |
11:10~12:00 | レファレンスサービスの現状と課題 | 東洋大学文学部准教授 杉江典子氏 ※講義内容は東西共通です。 |
13:00~14:20 | レファレンスプロセスとレファレンスインタビュー | |
14:30~15:50 | 探索方針・探索ツールの決定 | |
15:50~16:10 | 質疑応答 | |
16:15~17:45 | 国立国会図書館のレファレンスツール | 利用者サービス部サービス企画課職員 国立国会図書館オンライン、国立国会図書館デジタルコレクション、国立国会図書館サーチ、リサーチ・ナビなど、インターネットで使える当館のレファレンスツールの活用方法を解説します。 |
1月17日(金) 10:00~12:00 |
人文情報の調べ方 | 利用者サービス部人文課職員 人文分野の特徴的なレファレンスについて、当館での具体的な事例に即して、ツールや探索過程を解説します。あわせて演習を行い、講義で解説した探索過程を実践的に学び、ツールの理解を深めます。 |
13:00~14:00 | ||
14:10~15:40 | 新聞資料の調べ方 | 利用者サービス部図書館資料整備課職員 人文分野の中でも重要な情報源の一つである新聞分野を取り上げます。資料としての新聞の特徴や、その調べ方、有用なツールについて解説します。あわせて演習を行い、講義で解説した探索過程を実践的に学び、ツールの理解を深めます。 |
15:50~16:20 | 質疑応答 | 当館講師 |
16:20~16:30 | 閉会 | 利用者サービス部長 |
※いずれの会場でも、1日目終了後、希望者を対象に交流会を開催します。また2日目終了後、希望者を対象に館内見学を行います。
※研修参加者には事前課題を課します。実際に行ったレファレンスインタビューの事例のまとめ等を予定しています。
※全科目を受講された方には修了証書を交付します。
※1日目の東洋大学文学部准教授 杉江典子氏の科目は、下記のテキストを拠り所として行います。理解が深まりますので、当日ご持参いただくことを推奨します。必須ではありません。なお、古い版のものでも構いません。
・『レファレンスブックス = Reference Books : 選びかた・使いかた』長澤雅男, 石黒祐子共著, 日本図書館協会(初版2013年、新訂版2015年、三訂版2016年刊行)
※分野別科目の内容については、過去の類似研修の資料を参考にしてください。
・平成28年度レファレンス・サービス研修-人文情報を中心に-
・平成29年度レファレンス・サービス研修-科学技術情報を中心に-
申込方法
以下を電子メール本文に明記の上、trainingへお申し込みください。(1)参加を希望する研修(東京本館または関西館のいずれかを選択してください)
(2)お名前
(3)ふりがな
(4)勤務先の図書館名((2)~(4)はご記入いただいたものを当日配布する名簿や修了証書に記載します)
(5)勤務先の図書館住所
(6)電話番号
(7)電子メールアドレス ※添付ファイルの受信が可能なアドレスを記載してください。
(8)図書館勤続年数
(9)レファレンス業務経験年数 ※(8)(9)は通算で構いません。
(10)担当している業務内容
(11)研修参加に当たって配慮が必要な事情等(ある場合のみ)
(12)受講可否の連絡先担当者名・所属・電子メールアドレス(参加希望者と異なる場合のみ)
添付ファイルは、セキュリティ上の観点から使用しないでください。電子メールの件名は「レファレンス・サービス研修申込(※)」(※には、申し込む研修会場を記入)としてください。
※申込後、2日以内(土日祝日は含めません)に申込受領をご連絡します。2日以内に連絡がない場合はお問い合わせください。また、締切後に受講の可否をご連絡します。
※同一館から同一会場への申込みは、1名とします。
※施設または名称が異なる場合は、別の館とします。(例:同じ市の分館、同じ大学の別キャンパスの図書館は、それぞれからお申込み可能です。)
(2)お名前
(3)ふりがな
(4)勤務先の図書館名((2)~(4)はご記入いただいたものを当日配布する名簿や修了証書に記載します)
(5)勤務先の図書館住所
(6)電話番号
(7)電子メールアドレス ※添付ファイルの受信が可能なアドレスを記載してください。
(8)図書館勤続年数
(9)レファレンス業務経験年数 ※(8)(9)は通算で構いません。
(10)担当している業務内容
(11)研修参加に当たって配慮が必要な事情等(ある場合のみ)
(12)受講可否の連絡先担当者名・所属・電子メールアドレス(参加希望者と異なる場合のみ)
添付ファイルは、セキュリティ上の観点から使用しないでください。電子メールの件名は「レファレンス・サービス研修申込(※)」(※には、申し込む研修会場を記入)としてください。
※申込後、2日以内(土日祝日は含めません)に申込受領をご連絡します。2日以内に連絡がない場合はお問い合わせください。また、締切後に受講の可否をご連絡します。
※同一館から同一会場への申込みは、1名とします。
※施設または名称が異なる場合は、別の館とします。(例:同じ市の分館、同じ大学の別キャンパスの図書館は、それぞれからお申込み可能です。)
申込締切
東京会場、関西会場ともに令和元年9月27日(金)
問い合わせ先
国立国会図書館 関西館 図書館協力課 研修交流係(担当 小篠(おざさ)・牧・東郷)
電話:0774-98-1444
メールアドレス:training