レファレンスサービス
国立国会図書館では、図書館等の機関の登録利用者を対象にレファレンスサービスを行っています。国立国会図書館サーチから申込み・問合せを受け付けています。
個人向けのサービスについては、レファレンス・資料案内のページをご参照ください。
1. レファレンスサービスの対象(図書館向け)
レファレンスサービスを利用するには、国立国会図書館の「登録利用者制度」に申請済みであり、登録利用者(機関)用の利用者IDを持っていることが必要となります。なお、個人の登録利用者向けには、複写のための記事掲載箇所調査サービスを行っていますが、このサービスは機関向けのIDでは利用できません。図書館からお問合せいただく場合には、記事掲載箇所の調査も含め、レファレンスサービスをご利用ください。
2. お申込みの前に(図書館向け)
- レファレンスについては、基本的に2週間以内に回答するよう努めています。ただし、内容によっては回答に2週間以上かかることもあります。また、調査を並行して行うため、複数件同時に申し込まれた場合でも回答時期が前後することがあります。
- 図書館を経由して申し込まれた利用者ご本人であっても、個人からの調査の経過などについての問合せには応じていません。
- 当館に申し込まれたレファレンスは、依頼館および依頼者を特定できないような形に当館で編集したうえで、レファレンス協同データベースに登録させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。掲載を希望されない場合には、お申込み時にその旨をご記載ください。
- 当館の所蔵資料は、国立国会図書館サーチで調べることができます。
一部の資料は目次の検索・閲覧ができます。記事名で検索するとお探しの記事が見つかる可能性があります。 - テーマに応じた文献の調べ方、参考図書などについては、リサーチ・ナビで情報を提供しています。記事・論文の探し方など基本的な資料の検索方法もご案内しています。
3. レファレンスサービスの範囲(図書館向け)
国立国会図書館が行うレファレンスサービスの範囲は次のとおりです。
- 閲覧、複写、図書館間貸出し、図書館等へのデジタル化資料送信、レファレンス、その他国立国会図書館の利用案内
- 図書館資料(電子情報を含む。)の所蔵調査
- 図書館資料(電子情報を含む。)の所蔵機関の紹介
- 図書館資料(電子情報を含む。)の書誌的事項の調査
- 参考資料(電子情報を含む。)を利用して行う簡易な事実調査
- 資料の検索方法についての援助
- 特定主題に関する図書館資料の紹介
- 適切な回答を得られる機関等の紹介
次のような事項についてのレファレンスには応じていませんので、ご注意ください。
- 古書、古文書、美術品などの鑑定および市場価格の調査
- 良書の推薦
- 学習課題、卒業論文または懸賞問題に関する調査
- 人生案内、身上相談または医療相談もしくは法律相談
- 文献の解読、翻訳、注釈または抜粋の作成
- プライバシーの侵害にあたる調査
- 著しく経費または時間を要する調査(主な基準は以下のとおり。)
- レファレンスの申込みは1回につき10件を上限とします
- 雑誌の掲載内容の確認は目次で50冊、本文の通覧で10冊を上限とします(精読は行いません)
- 新聞(日刊紙)の掲載内容の調査は1か月分を上限とします
- 同一内容・主題に関する調査は3回までとします
- 調査および研究の代行と認められる調査
- 合理的な検索手段のない調査
- 複写サービス利用のための著作権者調査(没年、連絡先など)
- 複写料金の見積もり
4. レファレンスサービスの利用方法(図書館向け)
国立国会図書館サーチ上でレファレンスをお申し込みいただけます。ログイン後に右上「カート」画面の「レファレンス申込」からお申し込みください。利用方法等についての詳細は、国立国会図書館サーチのヘルプや『図書館協力ハンドブック』をご参照ください。
お問い合わせ先
国立国会図書館関西館文献提供課参考係
TEL:0774-98-1341(受付時間:東京本館・関西館開館日の9時30分から17時)