関西館建設の歴史
平成10年10月 建設工事着工
起工式
平成10年11月30日、国立国会図書館と建設省近畿地方建設局の主催により、関西文化学術研究都市精華・西木津地区(京都府相楽郡精華町)内の建設地で行なわれた。国会・行政関係、図書館関係、当館関係委員、地元自治体・関係団体、マスコミ等約250名が出席した。
工事の概要
掘削工事
起工式が執り行なわれたのち、その後約1年を超える掘削工事の結果、更地だった関西館建設地は巨大な直方体の穴と変った。南北110m、東西130m、深さ25m、南に向かって傾斜があるため、約53万立方mの土砂を掘削した。
躯体工事
掘削工事を終え、平成12年4月から躯体工事を開始し、10月には鋸屋根取付工事を行い、11月には、全ての鉄骨工事を完了し、上棟式を行った。
12月には幅127m、高さ28mもある鉄骨製の壁面を2枚に分けてワイヤーで引き起こす新工法(ウエイクアップ工法)のセレモニーを行った。
平成14年3月20日には、外構など一部の工事をまだ残していたが、国土交通省近畿地方整備局から当館に建物の引渡しを受けた。
※写真提供(3枚とも):国土交通省近畿地方整備局、竹中・住友・五洋特定建設工事共同企業体