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2-9 超然主義
憲法式大祭鳳凰御輦之図 楊洲周延画 明治22年 国立国会図書館古典籍資料室所蔵(国立国会図書館デジタルコレクションへ)
憲法発布式の翌日、黒田清隆首相が地方長官に対して行った演説の原稿。これまで通用していた『明治政史』所収のものより文意がより明快である。政府は「常に一定の方向」を取り、「超然」として政党の外に立つ、と全ての政党から一定の距離をとることを宣言したもので、「超然主義」という言葉の由来となった。
[憲法発布に際しての黒田首相演説]
- [明治22年2月12日]
- 牧野伸顕関係文書 書類の部 84
- 国立国会図書館