平成26年11月10日 岩手県指定有形文化財「吉田家文書」の修復が終了しました
国立国会図書館は、平成24年10月から、東日本大震災復興支援活動の一環として、被災した岩手県指定有形文化財「吉田家文書」の本格修復を行い、平成26年9月に修復作業を終了しました。
作業の対象は全体で約3万5千丁に及びました。綴じを外して1丁ごとに、洗浄、補修、損傷部分の補てん・補強を行いました。劣化のひどい部分は吸引式漉きばめ機を使用して補修しました。紙が付着して開けなくなっていた部分は慎重に剥がして修復しました。
作業期間中、ソーシャルネットワーキングサービスFacebookを通じて作業内容を紹介してきました。紹介してきた内容は以下のPDFファイルでご覧いただけます。