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オックスフォード大学ボドリアン図書館職員の受託研修及び業務交流を実施しました

国立国会図書館と英国オックスフォード大学ボドリアン図書館は1990年代からたびたび、資料保存担当職員の間で技術協力や業務交流を行ってきました。今回、ボドリアン図書館からの依頼を受け、平成31年2月18日(月)から3月1日(金)まで、同図書館資料保存部門予防的保存班のアレックス・ウォーカーさん(Alex Walker)と書籍班のアリス・エバンスさん(Alice Evans)さんを迎えて、研修と業務交流を行いました。

2週間の訪問期間中、ウォーカーさんは主に当館における資料保存の予防的対策や防災、保存協力等についての説明及び実習、エバンスさんは主に和装本の修復や製本技術の実習等の研修に、熱心に取り組みました。また、2月25日(月)にウォーカーさんがボドリアン図書館で行っているカビ対策についての研修を当館職員及び国内の資料保存関係者に行ったほか、エバンスさんが資料保存課職員に対して、ボドリアン図書館の保存・修復技術の紹介を行うなど、お互いの経験や情報を学びあう機会となりました。さらに、宮内庁書陵部、国立公文書館、一橋大学社会科学古典資料センター、東京文化財研究所を訪問し、各機関での資料保存の取り組みを見学しました。

実習風景1

カビ対策についての研修

実習風景2

実習風景3

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