2024年11月6日 「令和6年度東日本大震災アーカイブシンポジウム―震災アーカイブが残すべき「記録」と「記憶」について―」を2025年1月11日(土)に開催します(付・プレスリリース)
国立国会図書館は、東北大学災害科学国際研究所(外部サイトへリンク)との共催により、2025年1月11日(土)に東日本大震災アーカイブシンポジウムを開催します。東北大学(宮城県仙台市)での会場開催に加え、オンラインでの同時配信も行います。
2024年1月に発生した能登半島地震の被災地では、復旧・復興の活動が進められるとともに、新たに震災関連資料のアーカイブ構築に向けた取組も始まっています。他方、2025年1月には阪神・淡路大震災から30年の節目を迎え、新潟県中越地震からは20年、東日本大震災からも10年以上が既に経過しています。この間、様々な震災アーカイブが構築・運営されてきました。しかし、時間の経過とともに存続が危ぶまれるアーカイブも生まれ、震災アーカイブの意義や役割といった本質的な問題が、今改めて問われています。
本シンポジウムでは、近年震災アーカイブに関する業績をお持ちの研究者をお招きし、阪神・淡路大震災以降の震災アーカイブの歩みや、社会や歴史における災害の位置づけ等にも話題を広げつつ、震災アーカイブの意義や役割、そして残すべき「記録」や「記憶」について議論します。
詳細は国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)のイベントページをご覧ください。