第34回保存フォーラム
(終了しました)
第34回保存フォーラムの終了について
2023年12月13日から2024年1月16日にかけて、国立国会図書館(NDL)は第34回保存フォーラムを開催しました。今回は事前に報告者別に収録した動画を、YouTubeで参加申込者に配信するという形で開催し、参加申込者は468人でした。
各報告資料はページの下方に掲載しています。
- 第34回保存フォーラム:フィルムと写真<報告>カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2687
動画視聴後のアンケートで寄せられたご質問に対する報告者からの回答を掲載いたします。
第34回保存フォーラムの開催について
フィルム及び写真は物理的・化学的影響を紙資料より受けやすく、図書館の職員等にとっては管理が難しい資料のひとつです。また、セルロースエステルをベース材料とするフィルム(TACベースフィルム)には、酢酸臭を発して劣化する問題があり、TACベースフィルムでできたマイクロフィルムやネガフィルム、映画フィルムを所蔵する機関はその対策に苦慮しています。
第34回保存フォーラムは、「フィルムと写真―劣化のしくみと保存対策―」をテーマとして開催します。本フォーラムでは、フィルムを中心にその劣化機構と保存対策について最近の動向を紹介するとともに、事例報告として、フィルムに加えて、プリントやガラス乾板等の写真保存に対する具体的な取組を紹介し、フィルム及び写真を適切に保存・管理していく方法を検討します。
プログラム
第34回保存フォーラムの開催にあたり(報告者紹介を含む)(PDF: 450KB)
【テーマ】- フィルムと写真―劣化のしくみと保存対策―
- 〇報告1 報告資料(PDF: 2.7MB) 別紙「写真作品記録」(PDF: 271KB)
- 「東京都写真美術館における写真の保存」(約40分)
- 山口孝子氏(東京都写真美術館保存科学専門員)
- 〇報告2 報告資料(PDF: 2.7MB)
- 「東京大学経済学図書館におけるマイクロフィルムの保存対策と保存環境について」(約63分)
- 小島浩之氏(東京大学大学院経済学研究科講師、東京大学経済学部資料室室長代理)
- 〇報告3 報告資料(PDF: 1.8MB)
- 「写真の支持体とTACベースフィルムの劣化について」(約57分)
- 梅本眞氏(フジフイルムスクエア・コンシェルジュ)
- 〇報告4 報告資料(PDF: 1.9MB)
- 「国立国会図書館におけるマイクロフィルム劣化対策の現況」(約25分)
- 吉井伶奈(国立国会図書館収集書誌部資料保存課主査兼保存企画係長)
- ※動画は報告別にファイルを分けて配信します。
- ※報告時間は変更となる場合があります。
概要
日時 |
2023年 12月13日(水) ~1月16日(火) ※上記期間中、いつでも配信動画を視聴していただけます。 |
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会場 | オンライン録画配信(参加登録者限定) |
募集人数 | なし ※図書館員等の資料保存に関心のある方。 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 終了しました |
申込み締切 | 12月5日(火)17時 |
お問い合わせ先 | 国立国会図書館 収集書誌部 資料保存課 電話番号 03(3506)5219(直通) メールアドレス:hozonka |