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講演会「人新世で残らないもの」

第33回の関西館資料展示は「果しなき想像の果に-SFの想像力が創造した未来」と題し、関西館所蔵資料から関連資料約100点を紹介します。この関連イベントとして、円城塔氏(作家)をお招きし、講演会「人新世で残らないもの」を開催します。

講師から
携帯端末の普及や作業の電子化、知識のデーターベース化、人工知能の急速な発達などで、文字メディアはさまざまな方向から激変にさらされています。流通する文字の量は増えていますが、そのまま消えていくもの、公開されえないものもまた増加しています。

ふだん小説を書いて暮らしている立場から、文字メディアの発信や受容の変化について実体験を交えつつ紹介します。

講演終了後、職員による資料展示の説明を行います。

講師の紹介

円城塔氏の写真

作家 円城塔氏
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。2007年「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞。2012年「道化師の蝶」で第146回芥川龍之介賞受賞。2019年『文字渦』で第39回日本SF大賞受賞。主な著書に『Self-Reference ENGINE』(早川書房、2007)、『Boy’s Surface』(早川書房、2008)、『これはペンです』(新潮社、2011)、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著、河出書房新社、2012)がある。
(講師写真は本人提供 ©新潮社)
日時 2025年 2月22日(土) 14時00分~15時30分
会場 国立国会図書館 関西館 地下1階 大会議室
募集人数 150名
参加費 無料
申込方法

次のWebフォームからお申し込みください。

申込み締切

2025年 2月6日(木)  17時00分

締切後に抽選を行います。2025年2月12日(水)までに、当選した方のみに、メールで当選通知をお送りします。
お問い合わせ先 電話:0774-98-1341 (関西館資料案内 9時30分~17時00分)